東京岳陽会報

牧さんから、第109号の東京岳陽会報が届きました。
牧さん、ありがとう！

6月に開催された東京岳陽会総会や、東京岳陽会ゴルフコンペなどの記事が掲載されていますので、このサイトでもご紹介をさせていただきます。

本間君執筆の記事

まずは、第93回東京岳陽会総会の当番幹事を務めた、36回生本間君執筆の記事です。

第93回東京岳陽会総会・懇親会を終えて
本間 清隆（高36回）

第93回東京岳陽会総会・懇親会は多くの皆様に参加頂き無事終了することができました。当日はご来賓の方を含め188名の方々に参加いただき、厳粛な総会から始まり和やかな懇親会まで成功裏に進めることが出来ました。当番期を代表して改めて御礼申し上げます。

昨年の11月に35回生の先輩方より引継ぎを受けたあと、過去の資料を振り返りながら、時には直接先輩方よりアドバイスを受けながら当日に向けて準備を進めてきました。イベント内容が当日配布のパンフレット発注直前まで確定できていない、参加人数が中々集まらないなど不安やハラハラすることもありましたが、振返ってみれば総会・懇親会直前まで諸先輩方からのサポートや当番期メンバーそれぞれが役割を全うすることで何とか準備でき当日の開催に漕ぎ着けたと感じています。

また総会・懇親会終了後も多くの方々より「本当にお疲れさまでした。」「素晴らしい総会でした。」「感動しました。」など労をねぎらう暖かい言葉を掛けていただき、総会・懇親会運営に携わることができたことを本当に嬉しく思っています。

最後になりますが、東京岳陽会総会・懇親会が93回という歴史を経てきた背景には、田川高校で学び育った地を離れても故郷や同窓生との絆を大切にしていこうとする気持ちを強く抱き続けていることを改めて感じました。

因先生ご執筆の記事

そして恩師の因先生ご執筆の記事です。

第93回東京岳陽会総会・懇親会に招待されて
因 尚子（高校11回）

♪「南の空、玲瓏と・・・・」♪
久しぶりに歌った校歌は気持ちよく、そして心強いものがありました。
去る6月20日、東京岳陽会総会ならびに懇親会に出席させていただき、一言、挨拶を・・・と、手に持ったビールにお燗がつかない程度の話しをと思っていたのですが、舌足らずの言葉で申し訳なく思っています。思っていたことを全部、入れることができず反省しきりです。

しかし、東京岳陽会がこんなに盛大だとは思っていなかったので感心し、そこへ招待されたことに感謝しております。世に知られた「椿山荘」に行けることはもとより嬉しいのですが、当番期の担任でもなかった私を招くのは「吊るし上げ」しかないと周りの人から脅されての出席でしたが、なんと、なんと、なんと初めから終わりまで至れり尽くせりのお世話を頂き、二次会まで同行してしまい、本当に楽しかったです。

本校の同窓会が8月から10月に移って以来、本校同窓会には出席していなかったのですが、これを機に地元の同窓会に参加せねばとの想いを強くしております。それは、今回、恩師として招待されたのですが、自分の中では高校11回生としての意識しかなく、同窓生とはこんなにも良いものかと今更ながら反省しているからです。

校歌を歌えば正門前のJRの踏切、校舎の後ろの香春岳、低くなったとはいえ、今でも私の頭の中の一の岳はそそり立っています。36回のみなさん有難うございました。そして役員の皆さん、お疲れ様でした。

⇒第93回東京岳陽会総会・懇親会の報告②

⇒東京岳陽同窓会～二次会・三次会・四次会の報告③

鈴木ナオミさんご執筆の記事

懇親会で、スカイプでつながった鈴木ナオミさんご執筆の記事もご紹介させていただきます。

“Smile at me”を胸に世界へ
鈴木 ナオミ

私は田川高校在学時代、文化祭や体育祭などイベントになると目立って、先生から「とんぴんが！勉強せんか！」といつも怒られていました。それでも在学中にエレクトーンの九州大会で優勝し、本気で音楽を目指して上京して音大に進みました。ところが日本中から音楽家志望の人たちが集まる東京では九州大会優勝などたいしたことではなく挫折。しかし「あなたは歌って、しゃべれる演奏家を目指したほうが良い」と大学が特別な養成コースを作ってくれ、そこで歌と司会を学びました。在学中からコマーシャルソングやナレーションの仕事が沢山来て芸能活動がスタートしました。

有名な演歌歌手の前座やアニメソングを歌っているとき、「イギリスでデビューしないか」、とイギリスのプロデューサーから声をかけられ渡英。いきなりのチャート12位と華々しくイギリスデビューを飾るも、間に入ったプロデューサーが契約金1億円を持って消えるという大どんでん返しで、約束された日本での成功も立ち消えになりそこからリベンジがはじまります。

これでは故郷に帰れないとまず日本からの芸能人をサポートする会社を設立。当時宇多田ヒカルさんなどトップアーティストのイギリスでの活動を、自分の経験を生かしてサポートする業務を開始。あっと言う間に日本の芸能業界に広がって大忙しになり、遂にはカーペンターズの兄、リチャードカーペンターの日本での仕事に携わりました。またアーティストだけではなくテレビ業界からも声がかかるようになり、ロンドンオリンピックでもコーディネーターとして大きな仕事を頂きました。

しかし波乱万丈人生はこれからが本番です。あの3.11大震災の時、私は免疫不全と肝機能障害で死の淵を彷徨っていました。そのとき見ず知らずの人から「ナオミさんの音楽で被災地の人達を励ましてください」とツイッターにメッセージが入りました。病気の私に何かできることはあるのか。そしてそのメッセージをくれた見ず知らずの人と一緒に支援ソングを作ろうと約束。被災地の皆さんの思いをつづってもらって歌詞にし、命を繋いで懸命に支援ソングを制作する中、私の病状は好転し、遂にCDが完成、CDを被災地に届けて始めてコンサートをする頃には回復していました。私は生かされたのです。

この感謝の思いと「音楽で生きる力を！」のテーマを胸に、これまで40カ所以上の被災地の施設を慰問しています。その活動をイギリスの国会議員連盟に認めて頂き、今年3月英日議員連盟の主催の「震災メモリアルコンサート」ということで、日本人で初めてイギリスの国会議事堂でコンサートを開催することができました。またAJUnityというバンドを結成、こちらは全米ラジオチャート14位、世界中の1400か所のラジオ局の投票では3週間連続で1位になりました。自分の力でたどり着いたこの場所から、今度はロンドンで開催される最大の日系イベント「ジャパン祭り」のテーマソングで、「日本のチカラ」を世界に発信したいと思っています。

さて、校訓の「水平線上に突起をつくれ」ですが、エンターテインメントの世界に生きる私にとって、それは、「みなさんに喜んでいただけること、そして、自分が皆さんに喜んでいただける存在になること」です。英語で言えば、“Smile at me”。最近、同名の新曲をだしました。活動の内容などは以下のサイトをみていただければとおもいます。まだまだ続く波乱万丈人生。楽しんで勇気を持って進んでいきたいと思います。

⇒鈴木ナオミ劇場

⇒鈴木ナオミさんの応援サイト

松崎さん執筆の記事

東京岳陽会ゴルフコンペに参加、見事優勝した36回生松崎さん執筆の記事です。

第4回東京岳陽会水貝杯ゴルフコンペに参加して
松崎 喜代子（高36回）

2015年4月26日（日）に静岡県伊豆市の天城高原ゴルフコースで、20名が参加して、第4回東京岳陽会水貝杯ゴルフコンペが開催されました。
九州からも3名＜中原和彦さん（高28回）、村上誠さん（高36回）、三好兼治さん（高36回）＞が参加されました。

25日（土）は、希望者による練習ラウンドがあり、水貝利重さん（高2回）、江本光敏さん（高18回）、村上誠さん（高36回）と同じ組でラウンドしました。
水貝さんから、ラウンド中に「バックスウィングをもっとゆっくりとしたほうがいいよ」とアドバイスをいただいたおかげで途中からショットもよくなって翌日につながる練習をすることができました。

25日の夜は、伊東市内の温泉宿で宴会があり、出身中学や高校時代の部活の話などで大変盛り上がりました。同じタイミングで高校時代を過ごしていなくても故郷が同じというのはこんなにも共通な話題があるのかとうれしく感じました。

26日は、最終組で奥本智彦さん（高16回）、江本光敏さん（高18回）、渡部雅人さん（高28回）と一緒の組でラウンドしました。
私は、パターが決まらず、スコアは悪かったのですが、ハンディにも恵まれ優勝させていただくことができました。表彰式は、表彰者の紹介に工夫を凝らした長尾圭一さん（高31回）の名司会で大変盛り上がりました。この2日間に何年分とも思われる田川弁を聞いた結果、私は、自宅に戻ってからもしばらくは、田川弁が抜けませんでした。

秋には、東京岳陽会コンペが軽井沢72で開催される予定とのことです。新ぺリア上限なしでどなたにも優勝の可能性があるかと思いますので、みなさまも是非参加されてはいかがでしょうか。

成績（上位5位まで）
優勝　　松崎 喜代子（高36回）
準優勝　大屋 博義（高31回）
3位　　 二神 俊和（高26回）
4位　　 長尾 圭一（高31回）
5位　　 平手 高志（高18回）

⇒東京岳陽会ゴルフコンペ