ふるさと田川に思いを寄せて
先日の西日本新聞夕刊の記事を読んでいて、ちょっと驚いたことがありました。
ふるさと納税者へのお礼に、宝くじを贈るという試みを始めた山口県宇部市の話題です。
人口17万人余りの同市は、過去6年間の当せん総額がなんと29億円以上という、高額当せん連発の地として有名らしいのです。
市内をめぐる開運ツアーを実施したりと、知名度アップにつなげようとする施策が話題を呼んでいるようです。
ふるさと納税(ふるさと寄附金)は、東日本大震災発生後、東北地方の自治体に多くの人が寄付をしたことで広く知られるようになりましたね。
住んでいる自治体以外の、希望する自治体に2000円を超える寄付をすることで、住民税と所得税から還付・控除を受けることができる制度です。
都市と地方での地域間格差是正を目的とした制度であり、
寄付を受けた自治体にとっては貴重な財源となるため、各地域で寄付のお礼や特典合戦が過熱していることは、メディアの報道でもよく目にします。
特典人気ランキングなどの情報を伝えるサイトもあるようで、
一例をご紹介しますと、九州・佐賀県玄海町では5000円以上の寄付で、玄海町産黒毛和牛など、選べる22品目の特産品などが人気上位だそうです。
地域特産品のPRもできるこの制度ではありますが、まさか宝くじとは!と、驚いた次第です。
田川市郡でも様々な特典を用意し、税金の使い道の種類を設定している自治体があります。
田川市→ふるさと寄付金制度のページ
糸田町→ふるさと寄附金制度のページ
大任町→ふるさと寄附金制度のページ
添田町→ふるさと寄附金制度のページ
福智町→公式サイトトップページ
(2014年12月25日現在)
ふるさと納税における、自治体間での特典や特産品の過度な競争は、
地域における格差是正や、自分の生まれ育った地元を応援したいという純粋な目的から逸脱してしまうという指摘もありますが、
唯一、納税者が税金の使い道を指定できる制度として、ふるさと応援のためにもっと活用されるべきだと思います。
私たちの母校である田川高校は、田川郡香春町にあります。
みなさん、ご存知ですか?
その香春町が、「消滅可能性」のある896自治体の1つであることを。
政府提言機関である日本創成会議・人口減少問題検討分科会の推計によりますと、
2010年~30年間に20~39歳の女性人口の予想減少率をもとにした予測では、
2040年までに消滅する可能性のある自治体の一つに、香春町が入っているのです。
このことを知ったときはかなりのショックでした。
私自身、香春町の出身で、現在は香春町に在住していません。
自分の地元が無くなってしまうかもしれないということは、とても想像できないことですが、
私にも応援できることがあるんだとの思いを、今回の記事で募らせました。
ふるさとに、田川に、思いを寄せることとなった、ふるさと納税の話題。
宝くじを当てるより、確かな方法かもしれません。
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