田川高校岳陽同窓会 進路講演会と試食会～35回生毛利博紀先輩

昨日5月23日に開催された、
35回生毛利博紀先輩による進路講演会とその後の試食会に、36回生も参加させていただきました。

36回生の参加者は、
進路講演会が、【伊藤代表幹事・重村実行委員長・梶谷事務局長・吉松情宣委員】の4人で、
試食会が、【伊藤代表幹事・吉松情宣委員】の2人です。

まずは、進路講演会の模様をご紹介します。

 進路講演会

35回生先輩方は、朝9時から集まって準備をされたそうです。
みなさん、総会のユニフォーム着用で、

会場の80周年記念講堂に、幟をセッティング。

来年のためにも、36回生のみなさんは、

しっかりとチェックしておいてくださいね。

ステージでは、入念なリハーサルが行われています。

ビデオカメラのテストでしょうか。

先輩方がチェックされています。

私が見た限りですが、真正面のステージ下と生徒さん方の後ろに、
2台のビデオカメラが設置されているようでした。

リハーサル中は、比較的前の方で撮影ができたのでラッキーでした☆
先輩方の邪魔にならないようにパチリ。

講師の毛利博紀先輩です。

中学校の音楽の先生、そしてプロのバイオリン奏者としてご活躍されている毛利先輩の講演では、バイオリンやピアノなど、弦楽四重奏の演奏会も予定されています。

リハーサルの音合わせを聴いただけでも、
バイオリンとピアノの音色にうっとりとしてしまいました。

生徒さんが入場してきました。
開会です。

開会のことばに続いて、
清澤校長先生からのごあいさつです。

「田川高校の先輩方は、芸術の分野で大きな業績を残されている様々な先輩方がいらっしゃいます。
田川高校は、芸術の分野でも大きな突起を作る、そういう学校です。

田川高校の同窓会は、在校生みなさんにとって、たいへん心強い応援団です。

講演会で先輩のお話を聴き、自分自身の進路を真剣に考え、夢の実現のために日々努力して欲しいと思います。」

そして、岳陽同窓会の西村会長からのごあいさつです。

「田川高校のOBは、いろんなところで活躍をしています。

6月に入ると、嘉飯、東京、福岡、関西、中京、そして10月には母校でと、
各地域の同窓会総会が開催されます。

みなさんが田川高校を卒業して、地元を離れることになった場合でも、
困ったときには、各地の岳陽同窓会に来て、
先輩から話を聞いたり、進路を相談したりしてください。

今日の先輩の講演が、みなさんの役に立ったら光栄です。」

昨年までの記念講演会が、今年から【進路講演会】と名称を改められ、
授業の一環となり、在校生みなさんが進路を考えるうえで、役に立つようにという目的のもとに開催されることになりました。

来年、私たち36回生が主催することになる進路講演会も、
先輩方に倣い、田川高校在校生みなさんに役立つ講演を企画、開催しなければならないと、改めて思いました。

いよいよ、講師の 35回生 毛利博紀先輩のご登壇です。

【音楽とともに、ひたすら　～音楽家として、教師として～】と題された今回の講演は、
10才の時にその音色に魅せられて始めたバイオリンを、40年間弾き続けてきたなかで

学生時代の数々のエピソードをからめながら、ひたむきな努力、海外での幅広いご活躍や素晴らしいご経歴の数々を紹介されて、
現在は、中学校で音楽の先生として生徒をご指導、そして現役の音楽家としてもご活動され、今なお学ぶ日々を過ごされていることを伺いました。

生徒のみなさんにも興味が持てるように、難しいお話ではなく、
やさしく、親しみやすい語り口調で話されていたことが印象的でした。

40年間もの長い年月、バイオリン、そして音楽の道を延々と歩んでこられたことを
毛利先輩は淡々と話されていらっしゃいましたが、
誰もができる簡単なことではありません。

つらいこともたくさんあったはずですし、努力と鍛練の日々であったと想像いたします。

諦めずに、投げ出さずに、続けてきたことが
いつか必ず実を結ぶんだ、ということを毛利先輩に教えていただきました。

楽しい講演が終わると、お待ちかねの演奏会の始まりです。
1曲目は、葉加瀬太郎作曲の【情熱大陸】をバイオリンソロとピアノで。

テレビ番組のテーマ曲の【情熱大陸】は、
生徒のみなさんにもお馴染みの曲のようです。

2曲目は、ベートーヴェン作曲の弦楽四重奏曲【ラズモフスキー第3番】第4楽章を、
毛利先輩が代表を務められている、藍の家弦楽四重奏団のみなさんと弦楽四重奏で。

ベートーヴェンというと「運命」（交響曲第五番第一楽章）を思い浮かべますが、そんな深刻な曲ばかりではなくて、アップテンポでロックンロールのような要素が入っているという曲もあるんだと、ご紹介されました。

3曲目は、ドボルザーク作曲のピアノ五重奏曲第1番イ長調作品81を、弦楽四重奏とピアノで。
ピアノが入るので、重厚な曲となっているとのご紹介です。

最後の演目となった3曲目が終了、拍手喝采のあと、

生徒を代表して、生徒会長の大場さんがお礼のごあいさつです。
「情熱大陸を始めとする素晴らしい演奏を、近くできくことができて嬉しかったです」とのことでした。

毛利先輩と藍の家弦楽四重奏団のみなさんに、花束が贈呈されました。

毛利先輩のごあいさつのあと、アンコール曲は、
クライスラー作曲の【中国の太鼓】をバイオリンとピアノで。

中国風なメロディ、リズミカルで、とにかく早いテンポの曲です。
演奏は相当難しそうですし、
素人の私でも、毛利先輩の演奏のすごさ、素晴らしさが分かった気がしました。

講演の話が長くなり、その分演奏が短くなってしまったと、
しきりに気にして謝っていらっしゃいましたが、

毛利先輩のお人柄が顕れた、親しみやすいお話と
マイクをバイオリンを持ちかえたあと、プロの音楽家としての素晴らしい演奏に、
生徒のみなさんも、すっかり引き込まれた様子でした。

毛利先輩、素晴らしい講演と演奏をきかせていただき、
ほんとうにありがとうございました。

個人的な話ですが、私にとっては、
毛利先輩が、小学校・中学校、そして田川高校と、
一つ上で同じ学校のご出身でいらっしゃったことを知って、
心から嬉しく光栄に思いました。

小中高の時代、同時在学中の11年間、一度も先輩と“遭遇”できなかったのに、
田川高校を卒業後、30年以上も経って、この講演会のおかげで先輩の事を知ることができたことが、不思議で仕方ありません。

岳陽同窓会のおかげです。
素晴らしいご縁を見つけることができたことを、心から感謝します。
ありがとうございました。

試食会

講演会終了後、同じ田川高校のセミナーハウスで開催された、
35回生先輩方の試食会にお誘いいただき、
伊藤君と吉松の2人で参加させていただきました。

中央のテーブルに並んだお料理の数々。
香春焼の大皿に盛りつけられたお料理はどれも美味しそうです。

今回のお料理のメニューが書かれています。
タイトルにもありますように、
「地産地消で体がよろこぶ手料理」ということで、

地元香春町在住の末時さんが、地元でとれる新鮮な旬の食材を使って、
丁寧に手作りされたお料理ばかりです。

机にセットされた取り皿などからも、
並んだお料理を、自分で取って試食するスタイルのようです。

試食会には、
田川高校並びに岳陽同窓会役員のみなさんが招かれていらっしゃいました。

吉田先生は、コンセプトの「地産地消」、地元の食材を使った料理というのは、大変素晴らしい試みであると仰っていました。

遅めのお昼にちょうどよい試食会の始まりです。

試食されたみなさんも、口々に美味しいと仰っています。

みなさんでバイキングをしているような、楽しい雰囲気です。

見学のつもりの私たちまで、
ごちそうになって^^;

副幹事51回生のお手伝いもあったようですが、

朝から進路講演会、講演後の試食会、
このあとも、実行委員会、夜は総決起集会と、
ご多忙な35回生先輩方。

広報の迫田先輩も、
ファインダーを覗く時間は、

集中力が必要となるため大変だと思います。

35回生先輩方、本日はほんとうにお疲れ様でした。
そして、素晴らしい講演会と演奏会、
美味しい試食会まで参加させていただきまして、ありがとうございました。
大変勉強になりました。

いつも、36回生を気に懸けてくださり、
大変ありがたく、心から感謝しております。

今年の総会では先輩方のお役に立ちたいです。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

伊藤君、美味しい一枚をありがとう♪
お疲れ様(＾▽＾)/

進路講演会に参加した、
重村君と梶谷君も、お疲れ様でした！(o^∇^o)ﾉ

さて、このあとは
36回生の実行委員会、そして懇親会があります。
この模様は明日以降、順次ご報告します！